Ubuntu9.04での音楽プレイヤーの選択肢

Amarok2の音が出ない(方法はあるみたいだけどウチではうまくいかなかった)ので、何かしらUbuntu9.04で音楽プレイヤーを入れないといけないわけなので、メジャーどころを軽く比較してみました。

以前から試してみていたものや、「追加と削除」なんかで見繕ったら結局、こちらの記事と同じものになってしまいました。

  • Ubuntu音楽アプリの乱 1/2 | Apps | Life is a Gamble
  • Ubuntu音楽アプリの乱 2/2 | Apps | Life is a Gamble

個人的に必須なものとしては

  • カバーアートが和物に対応且つ再取得が可能であること。(ローカルのものを使えるでもよい)
  • スマートプレイリスト(ダイナミックプレイリスト)があり、わかりやすいもの。
  • Last.fmに送信できること。
  • 歌詞の表示機能があるなら編集が出きること。
  • こも出きればだけどイコライザーがあるもの。

今時のヒトでないので、ipodとの連携についてはチェックしてません。Amarok2は音が出せてないので、音が出たらという前提です。かなり主観的ですのでご容赦下さい。また、実際には搭載されている機能があってボクがわかっていないだけのものがあるかもしれません。

※バージョンは5月1日にボクが使っているもので、プレイリストはスマートプレイリストやダイナミックプレイリストと呼ばれるもののことです。横幅の都合上単に「プレイリスト」としています。本来の意味での「プレイリスト」は全てのプレイヤーに備わっています。

Amarok2 Banshee Exaile Listen Rhythmbox Songbird
バージョン 2.0.2 1.43 0.2.99.1 0.5 0.12.0 1.1.2
カバーアート
プレイリスト
Last.fm
歌詞 ×
Rating ×
イコライザー × × × × ×

Amarok2

1.4から未実装のものも多く、1.4愛用者には不便に感じる部分も多々あるが、総合的に見れば一通りの機能を備えた優秀なプレイヤーだと思う。カバーアートはAmazonからロケールを選択して取得出きるので日本のものも高確率で取得できるし、ローカルの画像を使うことも出きる。ただ、歌詞については、取得できるのが洋楽というのはどれも同じだが、自分で歌詞を編集して保存しておくことができない。イコライザーは1.4にはあったので、そのうち実装されるのではと思う。プラグインもまだまだ少ない。

Banshee

GTK環境なのでUbuntuによく馴染み、インターフェースもシンプルで使いやすい。最初からリプレイゲインの機能があるのはうれしいが、効いているのかよくわからない。イコライザーも搭載されているがプリセットが登録されていないのが残念。歌詞は表示させないものだと割り切ればよいが、カバーアートについては、どこからどうやって取得してきているのかわからず、取得したものを変更することができない。取得できない(邦楽は皆無)ものは仕方ないとしても間違って取得されたものが変更できないのは致命的。

再生中のアーティストに関するおすすめ情報なども表示でき、おもしろいが、コレといった売りが見当たらないといった感じで、どの機能もあと一歩の印象を受ける。右クリックからメニューを呼び出す機会が多いような気がする。Ratingなんかはワンクリックでサクッとやりたい(ボクがやり方わからないだけかも)。

Exaile

Gnome版Amarokを謳うプレイヤーだけあって、インターフェースや機能面もAmarok1.4とかなり近い。歌詞を表示させることもできるようだが使い方わからない。カバーアートについてはAmazonとローカルから取得することができるが日本ものについてはローカルしか手立てはない。

まだまだ開発途中ということもあり、インターフェースにしても成熟していない。個人的に致命的だったのが、ファイルネームが同じものはフォルダが違っていてもID3タグが入っていてもうまくインポートできないということ。ずいぶん前からMP3を使っていて、対応CDプレイヤーにファイルネームの文字数制限なんかがあったため、01.mp3とかの連番ネームのものが存在するのでこれが正しくインポートできないのは辛い。今後に期待したい。

Listen

こちらもGNOME環境で見た目が非常によろしいです。カバーアートはどこから取ってきているのかわかりませんが、日本のものもそこそこ取ってきています。ただし再取得やローカルからの取得機能はないようです。歌詞についても自分で保存することは出来ないようです。

中々よくできているプレイヤーだとは思いますが、個人的にはちょっと使いにくい感じがしています。これは慣れとかマニュアルを読むとかで印象が変わるかもしれません。

気になるのが、ライブラリに表示される項目で、文字数でカットされることないこと。親切に長い曲タイトルだとかアルバムタイトルの時には、ウィンドウを横に広げてくれちゃいます。それと2枚組アルバムなんかで、ID3タグにディスクNoを入れていても、ライブラリやプレイリストには、すべて曲No順でリストされてしまいます。つまり2枚組だと「1,1,2,2,3,3…」といった具合になってしまいます。あとは若干不安定かな?ここら辺がクリアされればボクのメインに近づきそうです。

Rhythmbox

さすがはUbuntuのデフォルトプレイヤー。よくできています。カバーアートにしてもローカルから追加できるし(間違ったものを変更できるかはちょっとわからんかった)、歌詞の編集保存も可能。

おしいのはプレイリストの機能が・・・。ダイナミックプレイリストではないけど、あることはあるんだけど、ボクの場合、全ての楽曲からランダムに50曲とか、演奏回数の少ないものからランダムに50曲とかいったものを利用することが多いので、これさえクリアできれば間違いなくメインプレイヤー(もしかしてできるのか)になるでしょう。プレイリストを登録しようとすると落ちる・・・登録できないパラメータを与えるからかも。

それとRatingが楽曲一覧にレーティングの項目を表示させないといけないみたいで、リストをグリグリしていると再生中の曲を探すのが大変。せめて再生中として表示されている上部に内蔵して欲しいですね。少し重い?

Songbird

マルチプラットフォーム大好き人間としては注目度No.1プレイヤー。カバーアートの取得がイマイチではあるけど、歌詞の取得と編集と保存が可能で、ダイナミックプレイリストではないけど、いろんなプレイリストを簡単に作成できる。

なんといっても、Firefox由来のアドオン機能である。いまは数質ともにまだまだといえるが、今後の展開次第では様々なアドオンの登場により、まさに個人仕様のプレイヤーを構築できる可能性を秘めている。

おすすめのアドオンをひとつあげておくと「mashTape」という再生中のアーティストに関する情報を表示させるものがあるが、これがおもしろい。Flashプラグインを使えるようにしておくと尚よろしいです。

1.0がようやく公開され、ついに正式版となったも、まだ完成度としては高くはない。今後が非常に楽しみなプレイヤーです。ただし、Firefoxを2つ起動させるハメになるので(ブラウジングもすべてSongbirdを使えば別だけど)、メモリの使用量がかなり痛いです。

総評的な

なんだかんだ言って、ディストリやデスクトップ環境のデフォルトものはよくできている。今のところはそこにSongbirdが食い込もうとしているといった感じか?そして、しばらくはメモリの使用量には目をつぶってSongbirdを使っていこうかなぁと思っております。

記事中の間違いや、他にこんなプレイヤーがあるよというのも指摘してもらえればありがたいです。

ただし、Audaciousはなしの方向で・・・。どうしても気に入ったモノがない場合に原点回帰的にAudaciousに戻ると思われます。